未分類

① ルーター機器の処理能力を知る!

ルーターは、4つの仕事(接続・転送・選別・管理)を高速処理をしてます。内部では検索の連続になるので、一昔では専用ハードでないと間に合いませんでした。最近では汎用CPUで高速に処理をするルーターがリリースされています。

ルーターは、4つの仕事で受信パケットを高速に送り出す処理を行っています。しかし、処理スピードよりも信頼性が重要です。ルーターは複数のネットワークの間で、IPを中継する装置なので、処理能力は時間当たり どれだけのパケットを行き来させることができるかで決まります。

ルーターの4つの仕事の内の3つ「接続」「選別」「転送」を、次の4つのステップでこなすしています。特にStep2のヘッダーの分析では、IPアドレスの経路表からの検索と、ヘッダー情報の条件が一致するパケットを検索する処理がネックになります。最低でも毎秒10万個以上のパケットを処理する能力が必要とされています。

ルーター4つの処理

このルーターの処理の能力は、プロセッサーの処理能力できまります。価格の安価なエッジコンピューターは、汎用プロセッサーが利用されていますが、高価なルーターでは、専用プロセッサーが用いられています。更にコア・ルーターでは、処理ごとに専用プロセッサーが使われています。但し、最近ではスマートフォンやPCで使われている高速なCPUで、一昔の専用プロセッサーよりも高速な処理ができるモデルが販売されています。