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⑧ ネットワークのレイヤを知る! OSI参照モデルと、ネットワーク機器

 

ネットワークのプロトコルとは、「通信規約」「接続手順」と言われ、要するに通信をする時のルールです。このプロトコルは、階層的に構築されています。のこ階層をレイヤと呼んでいます。システムをレイヤとして考えることで、全体がわかり易くなります。

OSI参照モデルと、ネットワーク機器の表(L7,L4,L3,L2が特に重要)

ISO参照もモデルは、ISO(国際標準化機構)が、定義したネットワークの情報伝達の仕組みを7つの階層で定義したものです。これは、TCP/IPを階層で表した場合と異なっています。実際にネットワークエンジニアが意識しているのは、L7,L4,L3,L2の4つのレイヤです。これらはTCP/IPを利用したネットワークで最も重要なレイヤになります。そして、ネットワークのトラフィックがシステムに与える負荷は、レイヤーが上になるほど高くなります。特にL7の処理は負荷が高いので性能を確保することが難しくなります。

OSI参照モデル理解する必要があるか?
OSI参照モデルは、あくまでも基本的な概念なので、あまり意識せずにTCP/IPのレイヤ構造にそって考えた方がスッキリします。OSI参照モデルが必要な理由は、解説書や説明書がOSI参照モデルを知っていることを前提にしているからです。

また、ネットワーク機器の役割を把握できるメリットもあります。例えばレイヤ2のスイッチとレイヤ3のスイッチの区別を理解することができます。